桜川居合剣術会を立ち上げて、一年がたちました。当初、私一人で稽古をしておりましたが、一人二人と入会希望者が増え、現在は10名(男性7名女性3名)の方々が、稽古に励んでおられます。これから、20名30名と会員の輪を広げて、益々、楽しい会になるよう努力したいと思っております。
通い路の匂い懐かし櫻花
桜川居合剣術会を立ち上げて、一年がたちました。当初、私一人で稽古をしておりましたが、一人二人と入会希望者が増え、現在は10名(男性7名女性3名)の方々が、稽古に励んでおられます。これから、20名30名と会員の輪を広げて、益々、楽しい会になるよう努力したいと思っております。
通い路の匂い懐かし櫻花
新元号が「令和」になりました。新しい時代はどんな年になるのでしょうか?まあ、私などは、人生の半分以上が終わってしまった人間ですので、時代の波に乗るというよりは、取り残されないように、必死について行くのが精一杯なところです。当会のホームぺージも、リニューアルして少しは「らしく」してみましたが、いやー、これが大変な作業でした。パソコンやスマホはどんどん新機能が加わり、「新しい言葉」が生まれつづけ、まるで成長し続ける怪物のようにも思われます。誰かが、スマホはもはやハリーポッターの魔法の域に達しているといっていましたが、そうであれば、生まれ続ける「新しい言葉」は魔法を使うために、ハリー達が勉強している「呪文」と言ったところでしょうか…。あれ?ちょうど今、スマホで購入した木刀が届いたようです。やっぱり、便利だから「呪文」と格闘しながら生きて行くしかないのですかねえ…。
デジタルの呪文ひかえるいぬふぐり
江戸川区出身の水泳選手、池江璃花子さんを励ますコーナーが、江戸川区スポーツセンター内に設置されています。私も、千羽鶴を折って来ました。あんなに将来有望で、素敵なアスリートが白血病に苦しみ闘病しています。一日も早く病に打ち勝ち、回復して欲しいと願うばかりです。
なぜ彼女なのか?
世の中を見渡せば、自分の子供を虐待する親や、お年寄りから大金をだまし取るオレオレ詐欺など、思わず「お前が代わりに病気なれ!」と叫んでしまいたくなるような、バカな大人たちが大勢います(少々過激ですみません)。
この世の不公平を悔やまずにはいられない、そんな気持ちです。今はただ、池江選手の勇姿が帰ってくる日のことを期待しつつ、静かに応援を続けたいと思っております。
泥沼に耐えて開けやすいれんの花
江戸川区
以前、会社が東五軒町にあったころ、神楽坂から脇道に入ったところに、お気に入りのラーメン屋があって、月に2~3回は食べに顔を出していました。
必ず、注文するのは「味噌ラーメン」。ここの味噌ラーメンは、まろやかなスープが決め手で、これに、野菜とげんこつをトッピングするのが、私の定番です。
当時、昼時は行列ができるほどの人気店で、カウンターがメインの店内では、店主以下、数名のスタッフが、忙しそうに働いていました。
空席に通されると会話はいつも同じ…。
店主「ご注文は?」
私「味噌 野菜 げんこつ」
店主「あいよ、味噌野菜げんこつ!」
あとは、出されたラーメンを平らげて「ごちそうさま!」「ありがとうございます!」
たった、これだけの会話…。まあ、あれだけ慌ただしい店内では、ごく普通のやり取り。
その後、会社が移転して、このラーメン屋もすっかり行かなくなって、10年近くが過ぎたある日。
たまたま昼時に近くを通りかかったら、急に懐かしくなって、のれんをくぐることに。
店内はあの頃のままで、変わったといえば、店主の背中が少し曲がったことぐらい…。
店主「ご注文は?」
私「味噌 野菜 げんこつ」
店主「ヒゲ…生えてる…」
私「え?」
店主「昔、ヒゲ生えてなかったじゃない」
私「え?ああ、そうですね…」
店主「偉くなっちゃたんだ?」
私「いやあ、偉そうに見えるようにしているだけです。」
店主「そうなの?ハハハ(笑)」
私のことを、覚えていてくれたんだ…!。
いつもの通り、ラーメンを平らげてお勘定。
店主「また、近くに来たら寄ってね」
私「はい、是非」
外に出たら、小春日和のいい昼下がりでした。
ゆかしさにスープ飲み干す小じわ顔
来日して8年、弓道も稽古されているという、中々な好青年が入会されました。高校生の時に日本の歴史を学んで興味を持ったそうです。
先日、私の師匠が「最近は、古武道の世界も外国の人が増えたなあ」と話していたのを思い出しました。
柔道や空手などは、随分前から海外に進出して、すでに世界中の人々に愛されていますが、もっと古くから日本にあった剣術や居合は、あまり、よく知られてはいません(日本国内でもそうですが…)。「サムライ」「ニンジャ」のような、ちょっと歪んだイメージが先行しているのも残念です。もっと、たくさんの方々に剣を振ることの素晴らしさを知ってもらい、世界中に輪が広がれば素敵だなあと思います。
武道も日本の大切な文化。
その国の文化を、お互いがもっと知れば、国同士のいがみ合いや戦争なども、減らせるかもしれません。以前、テレビのコメンテーターが「ああ、この街にアイツが暮らしているのか…」と思ったら、とても爆弾なんか落とせませんよね…。と言っていました。本当にその通りだと思います。一人ひとりの交流こそが、世界平和に繋がって行くのかもしれませんね。
まあ、そんなに難しく考えなくても、皆で稽古して、汗かいて、乾杯でもすれば、十分世界平和に貢献できると言うお話。
かの国に思いを馳せて生ビール
今日で「平成」が終わります。
思い起こせば「平成」という元号が発表になった時、私は、皇居に昭和天皇の弔問に行っておりました。几帳を終えて、帰路に着いたときに、確かテレビ朝日のクルーだったと思いますが、小走りにやってきて「今、新元号は平成との発表がありました!どう思いますか?」と手書きの「平成」の文字を見せられ、「え?ああ、平和な時代になりそうですね」と答えたのをのを覚えております。
30年と数か月、仕事、結婚、子供、家、両親、舞台、道場…。公私共に本当にいろいろありました。辛いことや苦しいことも、沢山ありましたが、でもいつも私にとっては「平和な時代」だったかな…?
行く春やアルバム片手に吟醸酒
将来、アクション系の俳優を目指しているという、15歳の少年が入会しました。
しっかりとした受け答えの出来る、好感の持てる少年です(身長は私よりあるようですが…)。
15歳のころ、自分は将来について、何を考えていたでしょうか?
ただ、漠然と近所の高校を受験し、その後は大学かな…ぐらいだったでしょうか?
こんな方向の仕事をやってみたいなあと、真剣に考え出したのは、20歳を過ぎてからの事だったように思います。
若くして将来に目標を持ち、新しい一歩を踏み出す! とても素晴らしいことです。
彼が、どんな風に成長して行くのか…
道場に、また一つ楽しみが増えました。
夢遥か雲と競えや若燕
年に一回、生涯学習イベントで、小学生を相手にチャンバラ教室を開いております。毎年思うことは、子供たちはやはり刀が好きで、手に持つと目がランランと輝き、生き生きとしてくることです(もちろんスポンジで出来たソフト剣ですが…)。ただ、最近、気になっているのは、こちらで何も指導しないと、皆一様に片手で持って、バットを振り回すかのように刀を扱うことです。誰一人として、両手で持って構える子供がいません…。ちゃんと鍔も柄もあって、刀の形をしてるのに…ですよ。
最近は、テレビの時代劇もすっかり少なくなって、刀を構えるシーンを見ることも無くなったからかもしれません。それから、子供たちに人気のヒーロー戦隊…、彼らも刀らしきものを使って戦いますが、片手でブンブン振り回してますから…。
まあ、何がいけないとは言えませんが、もう少し正統派の時代劇を子供たちに見せる機会があっても良いような気がします。日本の歴史文化ですから…。
今回、小学校5~6年生ぐらいの男の子が、私に近づいてきて、こんな事を聞きました「すみません、チャンバラって何ですか?」
いろいろな事が、急務かもしれませんね…。
女流剣士と言えば、「剣客商売」の佐々木三冬を始めとして、数々の時代劇小説に登場しています。袴姿に身を包みしなやかな剣捌きで悪党どもを懲らしめる…。ストーリーを盛り上げるうえで、なくてはならない存在かもしれません。
当会にも、新たに女流剣士が入会しました。
女性が抜く一閃は、力強い男性の太刀筋とは違い、「凛」とした美しさがあるように思います。それは、日本刀のみが持っている独特の「鋭さ」と「雅さ」が放たれる一瞬なのかもしれません。
梅雨曇一閃切り裂く透かし鍔
会員番号16番、40代男性の方が入会されました。
桜川を立ち上げてから、約1年半、一か月に一人のペースで会員も増えています。本当に、ありがたい限りです。
以前読んだ本に、スポーツに関する面白い統計がありました。日本人もヨーロッパ諸国の方も、社会人になると仕事に時間をとられ、それまでやっていたスポーツをやめてしまう傾向があるようです。でも、10年20年と仕事を続けて行くと、ある程度余裕もでき、時間も作れるようになるので、また、運動を始める人が多いとのことです。ここで、面白かったのが、「新しく、どこでスポーツを始めましたか?」という質問に対しての回答です。ヨーロッパの方たちで多かったのが「スポーツジム」という答え。まあこれは順当な回答です。が、日本人の回答の大半をしめていたのは「路上」。「…路上?」「スポーツを始めるのが路上?」。つまり、多くの日本人が運動不足解消や健康維持のために、ジョギングやウォーキングを始めるということです。確かに、ジョギングやウォーキングは、他のスポーツに比べて、手軽に始められますから、もっともなことかとも思いますが、この本では、日本は欧米に比べて、手軽に通える「スポーツジム」や「フィットネスクラブ」の数が圧倒的に少なく、また値段が高いのもこの傾向の要因と書いてありました。なるほど、確かに設備などが充実していて、快適な空間であるがゆえに、会費等は少々高いかもしれませんね。
日本はこれから、益々、高齢化社会になって行きます。健康維持を考えて、運動を始める人も増えて行くに違いありません。もっと行政等が中心となって、手軽にいろいろなスポーツが楽しめる施設が、たくさん出来ることを切望して止みません。
左手で晩酌そそぐ五十肩
今回の台風で被災されました皆様には、心からお見舞い申し上げます。一日も早い復旧と平穏な日々が戻って来ます事を、心からお祈り申し上げます。
今回の台風で、私の住んでいる地区も、早い段階から避難勧告が出ていましたので、雨風が強くならないうちに近くの小学校に避難しました。生まれて初めての避難所です。最近、良くテレビで見ることの多い避難所ですが、実際に行ってみないとわからない事も、多々ありましたので、今回はそのことを書いてみたいと思います。
私の避難した小学校は、冷暖房完備でしたので、気温的には過ごしやすかったと思いますが、遅くなって避難されてきた方は、教室に入れず廊下に沢山いらっしゃいましたので、辛かったのでないかと思います。また、教室内でも、窓際の場所は、窓の隙間から雨風が入ってきていましたので、皆でガムテープ等で隙間を防ぐなどの、補強をしました。また、寝ていても、座っていても、寄りかかっていても、柔らかいものはありませんので、座布団やクッションなど、なるべく柔らかいものを、持って行くことも大切だと感じました。枕やスリッパも必要です。お菓子など簡単な食糧は、皆さん持ってきていたようですが、配布されアルファ米(水やお湯を入れておくとご飯になる備蓄食料)のおかずになるものが無く、なかなか食べにくかったのではないかと思います。たまたま、私は缶詰を持って行ったので幸運でした。
一泊だけでした、とても眠れたものではなく、体調も崩してしまいました。避難所で何日も生活されている方は、本当に大変だと思います。
最近、大きな災害が増えているように思います。普段からの備えと、早めの避難が大切なことを、痛感した体験でした。
当会の女性会員の方が、ご結婚されました!
誠におめでとうございます。
東京大神宮で挙式され、私も参列させていただきました。
何でも、この神宮は縁結びで有名とかで、この日も沢山の女性参拝客で賑わっておりました。
今回のお二人の馴れ初めも、ここでおみくじを引いたのがきっかけだったそうな…。
私も、今まで何度も結婚式には参列いたしましたが、
今回、初めての雅楽の生演奏と巫女の舞(二種類)を目の前で拝見しました。
もちろん、結婚式で、そのような平安絵巻みたいなものを見るのは初めてで、
撮影が禁止されていたのが残念でなりません。
本殿に続く廊下も「前田家」(あの加賀百万石の前田家!)のお屋敷から移築したものらしく、
歴史を感じながら、静々と歩かせていただきました。
披露宴も大変盛り上がり、両家のご両親様から、居合のこと、これからの武道の在り方など、
諸々質問を受け、私自身、改めて身の引き締まる思いでした。
何はともあれ、素敵な結婚式と披露宴でした。
新婚生活が落ち着いたら、また刀を振りに来てください!
新米の湯気も楽しき二人膳
新年明けましておめでとうございます。
令和も2年目に入りました。
桜川居合剣術会は、3年目を迎える年になります。
おかげさまで、会員も順調に増えて会員番号18を数えるまでになりました。
もちろん、皆さんお仕事や学校の都合がありますので、
毎週参加される方もいれば、月一回、二か月に一回の方もおります。
それぞれのペースに合わせて、ご参加いただければ、
いいかなあと思っております。
今年も「楽しく剣を振る!」をモットーに、皆さんと一緒に当会を
盛り上げて行きたいと思っておりますので、
なにとぞ、よろしくお願い申し上げます。
小学5年生の女の子が二人入会いたしました。
お子さんが武道をはじめる場合、親御さんが熱心に勧めて入会するケースが多いのですが、
今回の場合は、本人が当会のチラシをみて、剣術をやってみたいと思ったそうです。
なかなか、将来有望な大和撫子たちです!
先日読んだ本の中に、「ワクワク」する気持ちが強い力を生む…というようなことが書いてありました。
リーダーが「ワクワク」しているスポーツのチームなどは、雰囲気も良く、全員が力を合わせて良い結果を出せると言います。
今回、入会した二人も、たくさん「ワクワク」してくれたらいいなと思います。
これを機に、将来的に「少年少女剣士の部」なども発足できたら、きっと楽しいかなあ~、
などと、夢も広がる「ワクワク」の今日この頃です。
新型コロナウィルスが流行して、もう二か月が過ぎましたが、まだまだ終息は先のような気もします。
このところ自粛自粛で、何か息のつまる思いも感じています。
先日、ある医院の先生のお話に、コロナの感染対策に大切なものの一つに「笑い」というのがありました。確かに、「笑い」が人の免疫力をアップするという話は、聞いたことがあります。
自粛自粛の日々が長く続き、ストレスが溜まりやすくなっているのも事実。なるべく、笑顔で毎日を過ごせるよう、心がけたいものです。
もうすぐ、咲き出す桜を見に行くのも良いかもしれません。
当会の名前の由来にもなっている江戸川区の新川千本桜も、そろそろ見ごろになりそうです。
遠い昔の話です。
私は映画の世界が好きで、自主映画の制作をしていました。
もちろん、今と違ってビデオも無く、
8mmカメラという家庭用の機材を使って作品を制作する時代です。
この頃から私が大好きだった映画監督が、大林宣彦氏です。
大林監督もまた8mm映画の世界からからプロになられた方で、
当時、多くの自主映画作家たちの憧れの的でもありました。
ある日の事です。大林監督作品が明治学院大学で上映され、
ゲストに監督ご自身がいらっしゃると聞いて、私は居てもたってもいられず、会いに行きました。
確か「転校生」という作品の公開の頃だったと記憶しています。
上映会とトークコーナーが終わって、帰り支度をされている大林監督に、私は思い切って声をかけました。
「大林監督、私は自主映画を制作しているものです。いつか、プロになりたいと思っております。どうしたらなれるでしょうか?」
まだ大学生だった私の不躾な質問に、監督はあの優しい笑顔で答えてくれました。
「うん、そうね…。私が、アマチュアだった頃ね、もう日本には、たくさんの優秀な監督がいて、とても、私なんかプロにはなれないと思っていたんですね。でもね…私は今こうしてプロになっています。なぜだと思います?
それはね、やめなかったからです。人生には、順番というものがあってね、それは誰にでも回って来ます。
だから、君も映画制作をやめないで続けていれば、いつか順番が回って来ると思いますよ。」
この時、監督から頂いた「言葉」と「直筆のサイン」は、私の生涯の宝物です。
大学を卒業して、社会人になった私は、お金と時間がかかる映像制作から、だんだんと疎遠になって行きました。
でも「続けていれば、いつか順番が回って来る」という言葉は、今でも、私の心の大切な部分にしっかりと根付いています。
仕事の事、家庭の事、道場の事…。様々な出来事を振り返るとき、いつも「続けていれば順番が来る」=「継続は力なり」が行動の根底にあったように思います。
そして、私はまだ、一度も「映画制作をやめた!」と言っていないのも事実です…。
2020年4月10日 19時23分
大林宣彦監督がお亡くなりになりました。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。
桜川居合剣術会
代表 石島康久
常事態宣言の期間延長に伴い、当会の稽古も5月中の再開は難しい状態となりました。
いったい、いつまで続くのでしょうか?
一日も早い終息のために、一致団結して、皆で家にいましょう!
まさに、籠城戦です!
でも、ずっと家にいると、マンネリ化して飽きてしまうのも事実。
何か、暇つぶしのお役に立てるものはないかと考えまして、すでに一部の方には公開していますが、
昔、撮影しました「お座敷芸」をUPします。
また、当会の会員でもあります、女優「いし ひろの」の稽古風景と、
最近の活動状況も併せてUPしますので、宜しければ、ご覧ください。
いしひろの 最近の活動状況
https://twitter.com/ishi_hirono
https://camp-fire.jp/projects/view/239289
(うまく飛ばないときは、URLをコピペしてご覧ください)
コロナ対策のため、使用不可が続いておりました、
東葛西コミュニティ会館の使用許可が下りましたので、
6月7日(日)より、稽古を再開いたします。
皆さま、長い間の禁居合生活お疲れさまでした。
しかし、まだ完全にコロナが終息したわけではありません。
これからも、油断無きよう、細心の注意をお願いいたします。
そこで、当面の間は、稽古前は必ず自宅で体温を測り、体調に問題がないか確認して下さい。
また、稽古前後の手洗いの徹底をお願いします。
飛沫感染防止のために、マスク着用での稽古も許可いたします。
コロナとの戦いは、まだ続きそうですが、
とりあえず、稽古を楽しんで、体を動かしましょう!
緩やかな終息傾向を見せながらも、なかなか終わりが見えて来ないコロナ問題ですが…。
当会では、手の消毒、マスク着用、道場の換気等を徹底して行った結果、稽古参加者も、徐々に復活してまいりました。本当にうれしい傾向です。
ただ、稽古の時に着用するマスク…。これが、和装に合わないんですよね。
色々、探してみましたが、あまり良いものも無く…。ならば、作ってしまえ!とばかりに、会員のデザイナーさんにお願いして、「オリジナルマスク」製作いたしまた。詳しくは、本ホームページの「その他」に掲載しておりますので、ご覧ください。
コロナはこれからも続きそうですが、まだまだ負けません。「心」の上に「刃」を置いて、人は耐え「忍」びます。辛い夜は長く続かないと信じて!
以前にも、このブログで紹介しました、神楽坂のラーメン店「黒兵衛」が閉店しました…。
ネットで知り、店舗に駆けつけ、閉店の張り紙を見ました…。
会社が新橋に移転して、あまり行けなくなっていたのですが、ある日、
数年ぶりに立ち寄った時も、店主が私のことを、覚えていて下さったこと…
本当にうれしかったです。
この店には、若きサラリーマンだった時代の思い出が、沢山ありました。
長野オリンピックで、原田選手が伝説の大ジャンプを成功させた時も、
私はここでラーメンを食べていました。
忘れようとしても、忘れられない味です…。
またいつの日か、「みそ野菜げんこつラーメン」を…。
コロナ流行後、初の入会者です。
剣の経験は無く、太極拳をやっていたそうで、穏やかなご年配の方です。
久しぶりの入会に、道場の皆も大変うれしく思っております。
コロナ禍の中、他の道場でも会員が減っているとの、話をよく耳にします。
以前のように、スポーツや武道を楽しめる日々が、一日も早く来る事を、
願って止みません。
今年は、本当に大変な一年となってしまいました。
今までに経験したことのない、逆境の中で喘ぎ続けるかのような、一年だったと思います。
でも、そんな中でも、夢を持って果敢に新しいことにチャレンジしている人を、何人か見ました。
人間って強いですね…。私も負けてはいられません。
来年は、きっと良い年になると信じて、今から準備をして行きましょう!
今までに、終わらなかった「流行り病」は無かったわけですから。
令和2年 年末のご挨拶に変えて
桜川居合剣術会 石島康久